数年前に読んだこのブログは、今でも私の心と体に深く突き刺さっています。
このブログを書いた、ニッキーはアメリカ在住のドゥーラで、出産教育者、出産に関わるトレーナー、作家。とても包容力がある温かい私の大好きな一人です。
特に、下記の一文に共感しました。
"不足しているのは、村、つまり成長する家族をケアするための愛する人のネットワークです。かつては社会に組み込まれていたものですが、今、ほとんどの家族は意識的、意図的に構築しなければならない。親と離れて暮らしていたり、地域とのつながりが希薄だったり、助けを求めるのが苦手だったりする新しい親にとって、これは容易なことではありません。"
今から5年前、日本で初めて母親/父親になりたてのアメリカ人友人夫婦をサポートしたとき、初めての妊娠期、出産、産後の経験に加え、社会文化的な困難を二人で乗り越えていました。
海外から移住してきた二人の"新しい"両親の生活に様々な課題があることを感じました。
私自身、普段気にしない小さなことに気づきがあり、二人(と、小さな一人)へ心からの尊重、対話する時間。話をじっくり聴くことの大切さ。
初めての父の日には夫と私ががリクエストしたギリシャの朝食を食べ(!!!)ランチへ行き、ビーチにでスイカ割りを初体験、別の週末には家族みんなと一緒にピクニック、ギターを弾いたり、歌を歌い、水遊びをする。
また、私の娘が通っていた保育園のオープンデイに一緒に行き、母親は他の年齢の子どもたちを間近に見て、ここ数年でこの小さな娘がどのように成長していくかを想像することができました。娘と一緒に他の子どもたちと遊んでいるときの、母親の美しく明るい笑顔が今でも忘れられません。心から安堵して、本当に嬉しそうに笑った顔は、娘が生まれてから一度も見たことがなかったからです。
このブログを読んだ同じ時期、ここ福岡でも村づくりをしているこれまた大好きな夫婦に出会いました。
今、ここ九州では、ゆっくりと、少しずつ村作りが始まっています。いろいろな人たちと出会い、自然に支え合っていけることを楽しみにしています。
また、ブログを通して、ニッキーの想いを共有してくれたことにも感謝します。
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